糖尿病は怖い病気?/糖尿病との付き合い方

糖尿病ってなんだろう?

実際には内科医もよわかっていない場合が多い『糖尿病』そのものについて説明します。健康診断で『糖尿病の気がある』や『血糖値に注意したほうがいい』などと言われたあなたは、残念ながら、すでに一生治らないレベルの『糖尿病』です。



糖尿病を難しい言葉で説明すると

糖尿病を難しい言葉で説明すると『血糖値やヘモグロビンA1c値が一定の基準を超えている症状』をいいます。 だから結局血糖値が高い人だろうって考えますが、そのとおりです。慢性的に血糖値が高い人はすべて『糖尿病』です。

そして、これ(糖尿病)は一生治りません。

トップページですでに書きましたが、『糖尿病の気がある』とか『血糖値に気をつけて』とか健康診断で言われてしまった人は、既にれっきとした『糖尿病』なんです。

糖尿病は、食べ過ぎや飲酒、運動不足による生活習慣病のひとつとされています。

実際そのとおりなんですが、同じ生活習慣病であるメタボや肥満などと、どう違うのでしょうか。しかも、糖尿病は痩せている人でも患う可能性が高いのはどうしてなんでしょう。

なぜ日本人に糖尿病患者が多いの?

欧米・ヨーロッパでは、日本人以上に肥満が問題になっていても、糖尿病では特に問題になるような話は聞きません。これは、そもそも糖尿病になる人が居ないからですが、、、食生活は欧米よりは多少ヘルシーで肥満も少ないのに、これはどういうことなのでしょうか・・・。

理由は簡単です。単純に、そもそも日本人は『贅沢』に弱い民族なんです。

もともと日本人は、絶えず『飢餓』に苦しみながら、それに耐えていた民族です。アジア圏のほとんどの人がこのタイプの人間です。それが戦後からの復興と発展で、みなさんの知る世界でも有数な経済大国になり、みんなが豊かな生活を送るようになりました・・・。

もうご理解いただけたでしょうが、『飢餓』に強かった民族がいきなり豊かな生活を始めたことで、身体がついて来れない状態が『糖尿病』になってしまう大きな理由です。

もちろん日本人だけじゃない

少し調べれば出てきますが、今では日本人だけでなく、もともと貧困に苦しんでいる人が多かった中国やインドなど、経済発展の著しいところで糖尿病の患者が増え、大きな問題となっています。その原理は日本のそれとまったく同じです。

もともと豊かな生活を送っていた欧米の人達よりも、日本人は潜在的に糖尿病になる資質が備わっているんです。かなり致命的な資質です。

糖尿病の人って、どれくらいいるの?

平成19年の国民健康・栄養調査によると、「糖尿病が強く疑われる人」の890万人と「糖尿病の可能性を否定できない人」の1,320万人を合わせると、糖尿病の人は全国に2,210万人いると推定されているらしいです。

先に書いたとおり、「糖尿病の可能性を否定できない人」は、すでに治らないレベルの糖尿病ですから、日本はもう右を見ても左をみても糖尿病の人だらけな国になっているわけです。

みんな糖尿病なら別にいいじゃないかって人もいるかもしれませんが、実際普通にしているだけで悪化していくこの治らない病気で、のんきにしていた数年をすべて後悔に変えるくらい壮絶な症状に苦しむことになりますよ。




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